最初の発作。
どうも金田です。
皆さんたくさん見に来て頂きありがとうございます。
いつも携帯のメモ機能を使って書いているので改行の場所とか、読みにくい文章なのに、こんなにたくさんの人が見に来て下さる事に感謝しています。
まだまだ未熟者ですが、少しずつ色々改善していきますので、これからも、よろしくお願いします。(人´∀`)
さて、本題。
臨月を迎え、もういつ産まれてもおかしくない状態になっても働き続けていました。
赤ちゃんのものを準備したら、貯金はほぼゼロになっていたので、これからの生活に不安しか無かったので働き続けていました。
毎日、毎日、大きなお腹を突き出しながら
ふぃふぃ言いながらも仕事をしながら
なんとか、なんとか生活を立て直そう。
節約しようとしていました。
夫にはもちろん
私の貯金を使い果たした経緯や、これから子供に関わるお金が沢山かかることも事あるごとに説明していましたが、まるで他人事の様でした。
そんなある日、
寝ていると、夜中の2時頃に急に夫が隣のベッドでバタンバタンと音を立てながら陸に上がった魚の様に体をくねりながら、嗚咽をあげていました。
Σ(OωO )
私は何事かわからず、ビックリして飛び起きました。
「大丈夫?!なあ?大丈夫?!どうしたん?
どっか痛いの?!!
救急車呼ぼうか?病院いこう!!!」
:(;゙゚'ω゚'):
もうその時は、何がなんだかわからずとにかく焦りまくりました。
夫が水を要求したので飲ませると、少しは落ち着いたのですが、泣きながら
「どうしよう。どうしよう。どうしよう。」
と繰り返しながら、自分の親指をかなり強い感じで噛んでいました。
、、、ちなみに、引っ張っても仕方ないので言いますが、これは夫の発作です。
まあ、言えばヒステリー発作みたいなもので
自分の気に入らない事や、出来ないこと、意見が通らないとこうなります。
これは今でもちょくちょく起こす発作で
今となっては私も「はいはい。」で通すのですが、この時は初めてだったので私も焦りました。
夫はこうやって、自分が困ったり、意見が通らないと精神の病のふりをします。
いや、まあ、病んでると言えば充分病んでるんですが、親指噛むのも痛くない程度だし、
ちゃんと自分がケガしないように計算してるし、ほんと、めんどくさいです。
、、、で、当時の私はその発作を知らんし慌てまくって
「どうしたん?ねぇ、どうしたん?!」
と体の方を心配し、優しく声をかけました。
するとさっきまであんなに苦しんでいたはずの夫が泣きながら(嘘泣き。当時はわからなかった。)
「単独ライブする時の、チケットノルマがクリア出来へん。ノルマ代の6万どうしよう?払えないよ」o(;△;)o
と、大男が、大の大人が泣き出した。
夜中に。
妊婦起こしてまで。
真夜中に!!
毎日働きに出てる妊婦(もちろん次の日仕事)の妊婦起こしてまで!!!
泣き出したのです。
当時は、ハアハア息を荒くさせながら
大泣きする夫になんとか寄り添おうと
まさかそれがウソやとなんか微塵も思わずに
「大丈夫やよ。なんとかするよ。お金6万あったらなんとかなるん?」
と、優しく言ってしまった。
そして私は次の日、生まれて初めてキャッシングというものをした。
お金を手に入れた夫は、昨日泣いていた事など微塵もなかった様に笑っていた。
、、、これが、悪かった。
ほんとに過去は反省すべき点ばかりだ。
夫に借金させれば良かったのに、
私が頑張ってしまったんだ。
それぐらい、私の世界は夫と産まれてくる赤ちゃんの事ばかりになっていた。