夢の国で悪夢の様な出来事(続き)

https://kanedanashiko.hatenablog.com/entry/2019/12/19/223924

の、続きです。

金田です。

どうも。

前回の出来事を簡単に説明すると、

夢の国に行った。

↓

珍しく夫が穏やかだった。

↓

帰る間際に

夫が「相方と話して宣材写真を撮った」

と言った。

↓

その後の話を今からします。

。。。。

。。。。

夫「でね、やっぱりちゃんとしたプロに写真撮ってもらおうと思ったんや！

だからね、、、」

。。。。沈黙が流れた。

イヤな予感しかしなかった。

夫「こないださ、社長からバイトの給料遅れるって言われたやん？

その時に、僕、怒ってやったんだ！

すぐにもらわないと困る！って。

で、僕、給料振り込みを止めてもらう事にして、、、、こないだ現金で給料もらったんや！」

な「、、、で、その給料は？」

イヤな予感のまま冷静に冷静に聞いた。

夫「だから、、、宣材写真に。。。」

ゴニョゴニョと聞こえるか聞こえないかの声で続けた。

急に声を大きくし、夫は続けた。

夫「ママ、写真は大切って今、言ったよな？！」

(いや、言ったのはお前。)

夫「この旅行中、僕、わがままも言わずに頑張ったよな？！」

(いや、この旅行計画自体がお前のわがままが発端)

夫「ゲーム買ったりした訳じゃなく仕事の事で使ったお金やから生き金やんな？！」

(いや、それで仕事舞い込んで来る訳じゃ無いから完全に死に金)

な「で、いくらなん？いくら使ったん？」

夫「怒ったらあかんで！だって、写真大切って言うたやん？だから。

それに、僕ががんばって稼いだお金なんやから、僕には使う自由があるんやから。」

(いや、無いやろ。私の稼いだ大切なお金は

借金返済や生活費につかってるんやから、お前に自由などあるはずが無い。)

チビが不穏な空気を察して

「どうしたん？なに？パパ、ママ？ケンカ？やめて。やめて！」

眉毛がへの字になり、ものすごく複雑そうな顔をしている。

この話をするのは、今じゃ無い。

大切なチビの誕生日祝いで来た夢の国で話す事では無い。

多分、このタイミングなら許されるだろうと踏んだ夫の作戦なんだろうけど、

今、ここで話したらダメだ！

チビに一生の傷になりかね無い。

せっかくの楽しい思い出がパァになる。

そう判断し、

「パパ、この話は帰ってからうちでしよう。

今、ここでする話じゃ無いから。」

夫を睨みつけながらそう話した。

夫は、もう許されたどこ吹く風みたいな顔して

「オッケー！そうやな。最後まで楽しもう！」

と言いチビの肩に手を回し、写真を撮りまくっていた。

私は、全ての機能を停止したかった。

顔に表情などなかった。

またか、

なんで？

いつまでこんな事続けるのだろう。

いくらなんだろう。

あの言い方はかなりの金額なはず。

ああ、私には悪魔が取り憑いているんだろうか？

なぜ、こんなに、

みんなが幸せになる場所で。。。

こんな不幸な宣言を受けなければならないのか。

と、思った。

ただ、

来た時じゃ無くて良かったとも思った。

チビが最後まで笑顔で、この夢の国を出なきゃ、なんの為に来たかわからない。

でも、やっぱり金額だけは、、、、

聞いとかなくっちゃ。。。

な「いくらなの？使った金額。」

感情を抑えきれずに震えながら聞いた。

。。。

。。。

。。。

夫「八万円」

終わった。

何もかもが終わった。

(終わったけど、続くんです。)