借金まみれの金田なし子は、売れない芸人の嫁

このブログは、夫が一生売れない芸人でアルバイターの為、生活が苦しく子供と夫と自分を養う為にした借金を必死で返済していくブログです。

見つけた物。「実は」の話の続きをします。

どうも、金田です。


https://kanedanashiko.hatenablog.com/entry/2020/01/20/055438


昨日の話の続きをします。



その見つけた物とは、




ロリコンのエロ雑誌だった。



いや、他にも普通のエロ雑誌もあったんだけど、

私は、男の人がエロに興味がある事に偏見は無いのだけど、

それも、誰にも迷惑かける訳じゃない(当時はインターネットなども無かったから)エロ雑誌なんて

かわいいもんだけど、


たった1冊、

いや、2〜3冊あったその本を見つけた事で、私はムリになってしまった。



何冊かまとめて買った時に、たまたまついてたのかもしれない。


自分の趣味じゃなかったのかも知れない。


そんな事、ちゃんとわかってる。

わかってるけど、

ムリだった。



私の中の、小さな頃の私が

頭の中で拒否してしまった。


ソレを見つけてしまった私は

当時の夫と触れる事も、

生活する事も、

同じ空間で息をする事も、

苦痛になってしまったのだ。



離婚するその瞬間まで前の夫は優しかった。

「大丈夫か?何が理由な?

離婚しか、ほんまに方法が無いんか?

離婚したら、なし子は、本当に元気になれるんやな?

僕が、なし子にしてやれる事は離婚しかないんか?

元気に、ほんまに、元気になれよ。」



って、ガリガリに痩せ細った私を見て言ってくれた。



ごめん。

本当にごめん。


話をしたら、もしかしたら、

上手くいってたかも知れない。

だけど、当時の私にはそのスキルは無かった。


離婚後、人づてに

夫が鬱になったと聞いた。

何ヶ月か入院したと言う話も聞いた。


夫のお母さんも、病気になり入院したと聞いた。


私の勝手な行動が色んな人を傷つけた。


。。。。。


。。。。。


時々、テレビでほんの数分流れる幼児虐待や性犯罪のニュース。


その後の事も語られるはずないし、(変に注目されて傷をえぐるなら)語る必要も無いけど、


「命に別状はありませんでした」


って言うけど、死んで無いだけなんだよ。


心は悲鳴を上げ続けてる。


そんな事に巻き込まれると、ずっと忘れたいのに、忘れられないんだ。



わかる?

その感覚。


。。。。。。


いや、別に、金田は

ま〜かわいそう!なんて言って欲しくて言った訳じゃないんだ。


もう、その事は終わった事だし

前の夫は、今は鬱も改善して普通にサラリーマンをやって元気でいるらしいし。


ただ、私と結婚しなければ夫は鬱になって入院する事にはならなかっただろうし、


とても傷つけてしまったなあ。

って思う。


その当時、Twitterとかあったら

ちょっと違ったのかなって。


自分の心にモヤモヤがあった時、

ぶつける場所が無いと、ツライよね。

リアルな友達に言いにくい事もあるよね。

私も当時、夫の評判を下げたく無くて、そして自分も、そんな事が昔あったと言いたくなくて、


そして言っても昔のことをいつまで引きずってるんだ!と言われればなんの言い訳も出来ない気がして誰にも言えなかった。


自分を守るのに、必死だった。


でも、きっとその守り方は

間違っていた。

もっと解決策はあるはずだった。



そして、そんなに苦しい思いをして別れたのに、金田の母が、余計に私を苦しめた。


わかってくれるなんて思ってなかったし、

ちゃんとした理由なんて話せないんだから

わかられるはずも無かったけど



100歩譲ろうとも1000歩譲ろうとも

私が前の夫と別れた後の母の行動は、

毒親としか、言えないものだった。


また続きます。