離婚後(私はいらない子の続き)
どうも金田です。
前回の続きです。
父と母の離婚後、母方について行った私でしたが、もう跡継ぎとか関係ないのに母からの扱いは変わらずでした。
私は頭が悪く足し算がきちんと理解できたのが小学校3年生ぐらいでしたので
何でも出来る母から常に
「あんたはアホやから家事を出来るようになりなさい。」
と言われ毎日小学校2年生の私が学校から帰ってすぐする事はお風呂洗いと晩ごはんのお味噌汁を作り卵焼きを焼く事でした。
母は朝から夜8時まで働いていたので
勉強を見てもらうヒマも私にかまうヒマも無かったのです。
一方、兄は全ての期待を一身に背負い優秀で頭の良い人でした。
子供だから遊びたい!でも家でお風呂洗いと晩ごはん作りがある。
どんどん勉強する時間を削り、どんどん勉強がついていけなくなっていきました。
それでも、勉強やってなくて怒られるのはテストとかやった時だけ、お風呂洗いしてないと日々で怒られると感じていた私は家事を優先しました。
いや、今考えたらもうちょっと上手く出来ただろ?
言い訳やがな!ってわかるんですが、その頃は必死だったんですよ。
小さな頭で必死に考えてそうなっていました。
兄は私に勉強を教えてくれた事はありません。
兄と私では確実に理解の速度が違うのです。
誰も私の理解の速度には合わせてもらえず
すっかり勉強嫌いが出来上がってしまいました。
それでも、家族3人笑い合う日もあって仲良く過ごしていた時もありました。
そう、時もありました。
母に彼氏らしき人が出来、少しづつ家の中が変わっていきました。
また続きます。