借金まみれの金田なし子は、売れない芸人の嫁

このブログは、夫が一生売れない芸人でアルバイターの為、生活が苦しく子供と夫と自分を養う為にした借金を必死で返済していくブログです。

夫の経済DVを専門家に訊ねてみた。その①

どうも、金田です。

なんとか台風が過ぎ去ってくれました。

皆さんのところは大丈夫ですか?

自然災害は、怖いですね。





では、本題。


ある日、ガマンしきれなくて私はDV相談窓口に電話をしようと決断した。


夫に直接、殴られたり蹴られたりした事は1度も無いが、生活費が足りないのに娯楽費に使いまくる夫に疲弊していた。


何度言っても聞かない夫。

そして、それを言う事でずっと拗ね続ける夫。


私は、本当に疲弊しまくってた。

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まず、聞きたいのは、

夫の行為が本当にDVにあたるのか、と言うこと。


そして、そうだとしたらどんな対策があるのかと言う事。


私には何が出来て、私は何をすればいいのか、

チビは、どうなるのか、


仕事は続ける事が出来るのか。



など。など。


専門家に聞きたい事は山ほどあった。



前々から話している様に金田の夫は芸人で、

金田の住んでる町では、多少知られていて市役所などからも、仕事を頂く事もあった。


なので、私が夫の事を実名で相談しようもんなら、夫は市役所から信頼を失くす事もある為、細心の注意を払う必要があった。



わざわざ仕事を半日休みにして、

隣の町まで行って、公衆電話から

事前に買っておいたテレフォンカードを使って


絶対バレ無いように


電話をした。



心臓がバクバクした。

なんだか自分が悪い事をしている様な気分になった。


担当の人が電話に出て


「どうされましたか?大丈夫ですか?」


と、最初の一言が出ない私に優しく声をかけてくれた。



私は、何から話せばいいのか、

何を話しちゃならんのか

わからなくなり電話早々から黙ってしまった。


ただ、テレフォンカードの金額が使われていくガチャガチャという音だけが耳に響き、


あれ?公衆電話ってこんなに早くカード度数減っていくのか。あれ?1分いくらだったっけ。


とか、まるで関係ない事を思っていた。


「話せる事からでいいですよ?身体の痛い所はありませんか?」


なんとも優しい声と対応だろう。


まだなんにも話して無いのに、ちゃんと私を心配してくれていた。



「大丈夫です。痛い所はないです。」


いつの間にか涙が出て鼻をすすりながらそう答えていた。



私は、夫が芸人だと言うこと以外は

今まで辛かった事、夫のせいで借金まみれになった事などを、ゆっくりゆっくり話した。


テレフォンカード度数のガチャガチャ音が、とてもうるさく感じた。